■気学とは
人間がこの世に生まれ、はじめて大気に触れた年・月を基本として占う学問で、
人事一切の事柄を明らかにすると同時に、どのようにしらた幸福な生活を送ることができるかを、
具体的に指導することのできる開運の学問なのです。
この学問は運命学のうちでも、周期学と呼ばれるものの一つで、目に見えない大気のエネルギーを
「一白、二黒、三碧、四緑、 五黄、 六白、七赤、八白、九紫」の
九つの星(九星)に分け、この動きによって吉凶を決めることが、この学問の特徴です。
これらの自然の周期を知り、自然にそむく行動を常に反省し、正しい方向に歩ませる学問で、
人生の羅針盤と言えましょう。
気学では、次のようなことが占うことができます。
1. 社会や国家間の諸問題が占える。
2. 各人の生涯を通じての運命がわかる。
3. 各人の毎年・毎月・毎日の運勢が占える。
4. 移転や旅行の方位の吉凶が占える。
5. 天災等の凶災を予測することができる。
特に、4の方位の吉凶を知ることで、吉の方位への移転や旅行を行うことにより、
積極的に運勢を改善することができるのが、他の占いと気学との違いといえます。
■九星の意義
気学の基本となる九星には種々の意義がありますが、基本は次のようなものです。
それぞれの九星の詳細な意義については、気学関連の書籍を参考にして下さい。
| 九星 |
五行 |
象意 |
易象 |
方位 |
十二支 |
季節 |
色 |
数 |
| 一白 |
水 |
水 |
坎(かん) |
北 30° |
子 |
12月 |
黒・白 |
一・六 |
| 二黒 |
土 |
大地 |
坤(こん) |
南西 60° |
未・申 |
7月〜8月 |
黄・黒 |
五・十 |
| 三碧 |
木 |
雷 |
震(しん) |
東 30° |
卯 |
3月 |
青・碧 |
三・八 |
| 四緑 |
木 |
風 |
巽(そん) |
東南 60° |
辰・巳 |
4月〜5月 |
青・緑 |
三・八 |
| 五黄 |
土 |
帝王 |
− |
中央 |
− |
四季の土用 |
黄 |
五・十 |
| 六白 |
金 |
天 |
乾(けん) |
西北 60° |
戌・亥 |
10月〜11月 |
白 |
四・九 |
| 七赤 |
金 |
沢 |
兌(だ) |
西 30° |
酉 |
9月 |
白・赤 |
四・九 |
| 八白 |
土 |
山 |
艮(ごん) |
東北 60° |
丑・寅 |
1月〜2月 |
黄・白 |
五・十 |
| 九紫 |
火 |
火 |
離(り) |
南 30° |
午 |
6月 |
赤・紫 |
二・七 |
なお、九星とその九星に割り当てられた五行とを合わせて、
一白を、一白水星(いっぱくすいせい)、
二黒を、二黒土星(じこくどせい)、
三碧を、三碧木星(さんぺきもくせい)、
四緑を、四緑木星(しろくもくせい)、
五黄を、五黄土星(ごおうどせい)、
六白を、六白金星(ろっぱくきんせい)、
七赤を、七赤金星(しちせききんせい)、
八白を、八白土星(はっぱくどせい)、
九紫を、九紫火星(きゅうしかせい)
といったような呼び方をします。
■方位盤(九星盤)
九星を四正(東・西・南・北)と四隅(北東・北西・南東・南東)の八方位と
中央(気学では 中宮という)に配した図を方位盤もしくは九星盤といいます。
方位盤には、「九星の意義」で示した方位位置に九星を配置した定位盤(正確には後天定位盤)、
各年月日のそれぞれの九星の位置を表す年盤、月盤、日盤があります。
|
|
|
【方位盤の方角および角度】
|
【後天定位盤】
|
ただし、気学でいう方位盤は、地図とは反対に上が南、下が北、右が西、左が東となります。
また、四正は各30度、四隅は各60度に振分けます。
定位盤を除く方位盤上の九星は、年・月・日・時刻ごとに一定の法則で方位盤上を運行しています。
この動きは、
|
中央 → 北西 → 西 → 北東 → 南 → 北 → 南西 → 東 → 南東 → 中央
|
|---|
と運行し、絶えず変化しています。
年盤上の中宮の九星は下記の表を参考にして下さい。
ただし、ここでいう年とは、その年の立春(2月4日頃)から翌年の立春の前日までを指し、
立春までは前年の九星を見ます。
【年の九星】
| 九 紫 |
八 白 |
七 赤 |
六 白 |
五 黄 |
四 緑 |
三 碧 |
二 黒 |
一 白 |
1919年 (T8) |
1920年 (T9) |
1921年 (T10) |
1922年 (T11) |
1923年 (T12) |
1924年 (T13) |
1925年 (T14) |
1926年 (T15,S1) |
1927年 (S2) |
1928年 (S3) |
1929年 (S4) |
1930年 (S5) |
1931年 (S6) |
1932年 (S7) |
1933年 (S8) |
1934年 (S9) |
1935年 (S10) |
1936年 (S11) |
1937年 (S12) |
1938年 (S13) |
1939年 (S14) |
1940年 (S15) |
1941年 (S16) |
1942年 (S17) |
1943年 (S18) |
1944年 (S19) |
1945年 (S20) |
1946年 (S21) |
1947年 (S22) |
1948年 (S23) |
1949年 (S24) |
1950年 (S25) |
1951年 (S26) |
1952年 (S27) |
1953年 (S28) |
1954年 (S29) |
1955年 (S30) |
1956年 (S31) |
1957年 (S32) |
1958年 (S33) |
1959年 (S34) |
1960年 (S35) |
1961年 (S36) |
1962年 (S37) |
1963年 (S38) |
1964年 (S39) |
1965年 (S40) |
1966年 (S41) |
1967年 (S42) |
1968年 (S43) |
1969年 (S44) |
1970年 (S45) |
1971年 (S46) |
1972年 (S47) |
1973年 (S48) |
1974年 (S49) |
1975年 (S50) |
1976年 (S51) |
1977年 (S52) |
1978年 (S53) |
1979年 (S54) |
1980年 (S55) |
1981年 (S56) |
1982年 (S57) |
1983年 (S58) |
1984年 (S59) |
1985年 (S60) |
1986年 (S61) |
1987年 (S62) |
1988年 (S63) |
1989年 (S64,H1) |
1990年 (H2) |
1991年 (H3) |
1992年 (H4) |
1993年 (H5) |
1994年 (H6) |
1995年 (H7) |
1996年 (H8) |
1997年 (H9) |
1998年 (H10) |
1999年 (H11) |
2000年 (H12) |
2001年 (H13) |
2002年 (H14) |
2003年 (H15) |
2004年 (H16) |
2005年 (H17) |
2006年 (H18) |
2007年 (H19) |
2008年 (H20) |
※ T:大正,S:昭和,H:平成
月盤上の中宮の九星は、その年の九星により異なり、下記の表のようになります。
ただし、気学でいう月とは、二十四節気の節(立春や立夏など)から始まり、次月の節までをいいます。
【月の九星】
| 年の九星 |
一白 四緑 七赤 |
二黒 五黄 八白 |
三碧 六白 九紫 |
| 2月 |
2月4日頃(立春) 〜 |
八 白 |
二 黒 |
五 黄 |
| 3月 |
3月6日頃(啓蟄) 〜 |
七 赤 |
一 白 |
四 緑 |
| 4月 |
4月5日頃(清明) 〜 |
六 白 |
九 紫 |
三 碧 |
| 5月 |
5月6日頃(立夏) 〜 |
五 黄 |
八 白 |
二 黒 |
| 6月 |
6月6日頃(芒種) 〜 |
四 緑 |
七 赤 |
一 白 |
| 7月 |
7月8日頃(小夏) 〜 |
三 碧 |
六 白 |
九 紫 |
| 8月 |
8月8日頃(立秋) 〜 |
二 黒 |
五 黄 |
八 白 |
| 9月 |
9月8日頃(白露) 〜 |
一 白 |
四 緑 |
七 赤 |
| 10月 |
10月9日頃(寒露) 〜 |
九 紫 |
三 碧 |
六 白 |
| 11月 |
11月8日頃(立冬) 〜 |
八 白 |
二 黒 |
五 黄 |
| 12月 |
12月8日頃(大雪) 〜 |
七 赤 |
一 白 |
四 緑 |
| 翌年1月 |
1月6日頃(小寒) 〜 |
六 白 |
九 紫 |
三 碧 |
日盤上の中宮の九星は、複雑な為に暦等を参考にして下さい。
■本命星・月命星
生まれた年の方位盤(年盤)の中宮に位置している九星を本命もしくは本命星、
生まれた月の方位盤(月盤)の中宮に位置している九星を月命もしくは月命星といいます。
また、生まれた月の方位盤(月盤)上で本命星が位置している方位を傾斜宮と呼びます。
【1975年11月生まれの場合】
本命星:七赤
月命星:八白
傾斜宮:南東傾斜
※九星の意義における易象
より、巽宮傾斜ともいう。
|
|
|
|
【1975年 年盤】
|
【11月 月盤】
|
ただし、本命星と月命星の九星が同一(傾斜宮が中宮)の場合は、下記の表の傾斜宮となります。
| 九星 |
一 白 |
二 黒 |
三 碧 |
四 緑 |
五 黄 |
六 白 |
七 赤 |
八 白 |
九 紫 |
| 男性 |
女性 |
| 傾斜宮 |
南 (離宮) |
北西 (乾宮) |
南東 (巽宮) |
東 (震宮) |
西 (兌宮) |
北西 (乾宮) |
南西 (坤宮) |
北東 (艮宮) |
西 (兌宮) |
北 (坎宮) |
これらの本命星・月命星・傾斜宮から性格や大まかな運勢(宿命)を判断します。
また、各年盤や月盤上で本命星が位置する位置によりその年や月の運勢を判断します。
■吉方と凶方

五行(木、火、土、金、水の物質を構成する五つの要素)には、
お互いに良い影響を与える相生(そうしょう)と悪い影響を与える相剋(そうこく)といった関係があります。
これらは「木を擦れあわせると火を生じる。(木は火を生ず)」や「水は火を消す。(水は火に勝る)」と言った五行の性質に関連したものです。
九星においても、それぞれの五行の性質から相性の良い九星(相生・祐気)と相性の悪い九星(相剋・剋気)があります。
これらの相性を表にすると下記のようになります。
ただし、この相性は九星自体の相性で、人間同士の相性には当てはまりません。人間同士の相性は傾斜宮による判断を行うのが一般的です。
【九星吉凶表】
本命星 月命星 |
相生・祐気 |
相剋・剋気 |
| 生気(大吉) |
比和(中吉) |
退気(吉) |
殺気(凶) |
死気(大凶) |
| 一白水星 |
六白・七赤 |
|
三碧・四緑 |
二黒・八白 |
九紫 |
| 二黒土星 |
九紫 |
八白 |
六白・七赤 |
一白 |
三碧・四緑 |
| 三碧木星 |
一白 |
四緑 |
九紫 |
二黒・八白 |
六白・七赤 |
| 四緑木星 |
一白 |
三碧 |
九紫 |
二黒・八白 |
六白・七赤 |
| 五黄土星 |
九紫 |
二黒・八白 |
六白・七赤 |
一白 |
三碧・四緑 |
| 六白金星 |
二黒・八白 |
七赤 |
一白 |
三碧・四緑 |
九紫 |
| 七赤金星 |
二黒・八白 |
六白 |
一白 |
三碧・四緑 |
九紫 |
| 八白金星 |
九紫 |
二黒 |
六白・七赤 |
一白 |
三碧・四緑 |
| 九紫火星 |
三碧・四緑 |
|
二黒・八白 |
六白・七赤 |
一白 |
年盤や月盤等の方位盤上で本命星(月命星)と相性の良い九星の方角を吉方、相性の悪い九星の方角を凶方といいます。
また、本命星および月命星の両方ともに相性の良い九星の方角を最大吉方といいます。
【本命星が七赤金星、月命星が八白土星の場合】
七赤本命星の吉九星 … 二黒・八白・六白・一白
八白月命星の吉九星 … 九紫・二黒・六白・七赤
最大の吉九星 … 二黒・六白(本命星と月命星の共通吉九星)
なお、吉方であっても凶殺(暗剣殺や五黄殺等)の方角の場合は、凶方となりますので注意して下さい。
例えば、本命星が七赤金星の2006年の年盤においては、
年 盤 |
九星:三碧 |
暗剣殺 |
東 |
|
| 五黄殺 |
西 |
|
| 十二支:戌 |
歳破 |
東南東 |
大雑把には南東 |
本命星の 吉九星 |
二黒 |
東南 |
歳破と重なり凶 |
| 八白 |
北 |
本命的殺となり凶 |
| 六白 |
北東 |
吉方位 |
| 一白 |
東 |
暗剣殺と重なり凶 |
の様に、吉方位になるのは、北東の六白となります。
|
【2006年 年盤】
|
■凶殺
- 暗剣殺
-
方位盤上の五黄の位置している反対側の方位を暗剣殺といい、 他人の不注意から大きな事故に巻き込まれたり、
他人の保証人になって大きな損害を受けたりします。異性間のトラブルに巻き込まれたりします。
凶殺の中で最も注意が必要です。
- 五黄殺
-
方位盤上の五黄の位置している方位を五黄殺といい、大きな事故を起こしたり、 ガンなどの悪性の病気にかかったりします。精神的にもマイナスの考え方になり、 凶暴になったりします。また、異性間のトラブルを巻き起こしたりします。
【五黄殺,暗剣殺の方位】
| 中宮の九星 |
一 白 |
二 黒 |
三 碧 |
四 緑 |
五 黄 |
六 白 |
七 赤 |
八 白 |
九 紫 |
| 暗剣殺方位 |
北 |
南西 |
東 |
南東 |
なし |
北西 |
西 |
北東 |
南 |
| 五黄殺方位 |
南 |
北東 |
西 |
北西 |
なし |
南東 |
東 |
南西 |
北 |
- 歳破
-
年盤上でその年の十二支の反対側の方角を歳破といい、 いろいろなことの争い事、破れ、離別が生じます。
【2006年 戌の年の場合】
戌は方位盤上は西北西に位置している為、この反対側の東南東の方角が歳破になります。
※当サイトの自動占いでは、破れの方角はおおまかな方位の表示となります。
(破れの方角が東南東の場合、南東の表示)
- 月破
-
月盤上でその月の十二支の反対側の方角を月破といい、 歳破と同様にいろいろなことの争い事、破れ、離別が生じます。
【歳破,月破の方位】
年月 十二支 |
子 |
丑 |
寅 |
卯 |
辰 |
巳 |
午 |
未 |
申 |
酉 |
戌 |
亥 |
歳破 月破 方角 |
南 |
南 南 西 |
西 南 西 |
西 |
西 北 西 |
北 北 西 |
北 |
北 北 東 |
東 北 東 |
東 |
東 南 東 |
南 南 東 |
- 本命殺
-
自分の生まれた年の九星(本命星)が位置している方位を本命殺といい、 健康面に強い打撃を与えます。この方位への転居で十年以内に大病にかかります。
- 本命的殺
-
自分の生まれた年の九星(本命星)が位置している反対側の方位を本命的殺といい、 精神的に打撃を与え、トラブルや心労が重なり病気になったりします。
- 月命殺
-
自分の生まれた月の九星(月命星)が位置している方位を月命殺といい、 健康面に強い打撃を与えます。この方位への転居で十年以内に大病にかかります。
- 月命的殺
-
自分の生まれた月の九星(月命星)が位置している反対側の方位を月命的殺といい、 精神的に打撃を与え、トラブルや心労が重なり病気になったりします。
ただし、未成年者は、月命星を重視し、成人後は、本命星を重視して判定します。
- 小児殺
-
年の十二支によって決まる九星が、月盤上で位置している方位を小児殺といい、12歳未満の子供にのみに関連し、
事故や病気を引き起こします。
子供の場合はこの凶殺を一番に注意しなければなりません。
【小児殺の方位】… 月盤上の九星位置にのみ適用
年 十二支 |
子 |
丑 |
寅 |
卯 |
辰 |
巳 |
午 |
未 |
申 |
酉 |
戌 |
亥 |
小児殺 九星 |
八白 |
九紫 |
二黒 |
三碧 |
五黄 |
六白 |
八白 |
九紫 |
二黒 |
三碧 |
五黄 |
六白 |
- 定位対冲
-
定位盤上の九星の位置の反対側にその九星が位置している方角を定位対冲といいます。
一白の定位盤上の位置は北、この反対側の南に一白が位置している場合などをいいます。
これらの場合、信用を失ったり、後援者が離れていったいりします。
※もともとは水火殺という、北の九紫、南の一白から派生したもので、いろいろな考え方(流派)が存在し、
考慮する必要は疑問視されています。
※当サイトの「吉凶診断」では、万全を期す為に凶殺扱いとしています。
【定位対冲の方位】
| 中宮の九星 |
一 白 |
二 黒 |
三 碧 |
四 緑 |
五 黄 |
六 白 |
七 赤 |
八 白 |
九 紫 |
| 方位 |
西 |
南西 |
北西 |
北 |
なし |
南 |
南東 |
北東 |
東 |
| 九星 |
三碧 |
八白 |
四緑 |
九紫 |
なし |
一白 |
六白 |
二黒 |
七赤 |
-
-
|